コミック系のバナーデザインでチェックすべき箇所まとめ

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f:id:dmmDesemy:20151116212819j:plain こんにちは!DMM.comラボのデザイナー、丸山です。
デジタル同人誌コンテンツに関わるサービスのUI設計やデザインチェックを担当しています。

日々バナーチェックをしていくうちに、電子書籍や動画など「作品」を扱うバナー作成は、他サービスのバナーとはちょっと違うポイントがあるなと感じるようになりました。

という訳で今回は私が新人デザイナーの作ったコミック系のバナーデザインチェックをする際、必ず確認する3つのポイントをまとめたいとおもいます。

1. 作品画像が目立っているか?

電子書籍、デジタル同人誌サービスで作るバナーのほとんどは、作品をアピールするバナーです。
バナーの内容や掲載場所、サイズ・バランスにもよりますが、基本的にはバナー画面の半分程度(場合によっては半分以上)がキャラクターなどの絵で埋められているのが理想です。
文字だらけのバナーになればなるほど、作品の訴求力は落ちてしまいます。

また、キャラを配置する場合はサイズも重要。
首が見えないくらい顔をアップにして配置すると画面に窮屈感を与えますし、かといって全身を入れようと縮小すればキャラの目力が弱くなります。
単体キャラの場合はだいたいバストアップが収まる程度のサイズで配置するのが目安です。

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バナー広告は見られる時間が少ないため、興味を引くというのは一番重要なポイントです。
ジャケ買いという言葉があるように、絵は何よりも強い武器。
指示書に文言がひたすら書かれてる場合は、まず優先度を精査し、意図を汲み取って削れる所は削り…より絵の領域を多く取れるように指示し、仕上げていきます。

2. 作品の世界観が表現されているか?

魅力的なキャンペーンの文言は目立たせたい!…のですが、全て太いゴシック体&赤や黄色で目立たせれば良いというものではありません。
作品の世界観=ユーザーの興味を引く大事な部分です。
その世界観を壊すことなく作品の雰囲気と調和するフォント、色、装飾を選びながら作成していきます。

では、その雰囲気はどうやって掴むのか?
私がまずやることは、作品の内容を理解し、且つターゲットユーザーを想定してから作ることです。
作品の表紙素材+公式サイト、関連広告やあらすじを見れば一通り雰囲気は掴めますし、おのずとターゲット層も想像できます。

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ちなみに私は好きな作品のバナーを手がけることになった時、俄然テンションが上がっていつも以上の力が出ます。
普段から色んな作品を読んだり見たりして、好きなものを増やすこともデザインの肥やしです!
(べつに日頃漫画ばかり読みふけってる言い訳じゃないです)

3. キャラがユーザーと目を合わせているか?

いくつか素材が選べるバナーは、なるべくユーザーと目が合う(キャラが正面を向いてる)素材を選びます。
また目が合った時、ターゲット層のユーザーが一番ときめくものであればなお良しですね。
例えば…

  • 少女マンガ:主人公 or 主人公カップルのツーショット or イケメンメインキャラ
  • 少年マンガ:主人公など、王道の人気キャラ
  • 青年マンガ:女の子キャラが笑顔のもの(もしくはちょっとセクシーなもの)

などなど、ターゲットユーザーの心理を突いたチョイスをすることで、よりバナーのクリック率を上げることができます。

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まとめ

バナーの基本はビジネス要件とターゲットユーザーの欲求を満たすものを、一枚のバナーに落とし込むことです。
コミック系でのバナーは特に作品を引き立て、目立たせることがそのカギとなります。

バナーはとにかく数をこなせばこなすほど、色んな発見があります。
作れば作るほどレイアウトや装飾の引き出しも増えますし、デザインの基本を学ぶにも育てるにもすごく良い案件です。
とにかく色んなバナーを見て、作り続けることが制作スピード&クオリティ向上の一番の近道です!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

余談

ちなみにメイン画像のキャラクターはイメージキャラクターの三姉妹、右からふわり(長女)・きらり(次女)・ゆらり(三女)ちゃんです。
サービス共々よろしくお願いいたします!